FXスキャルピングを禁止している海外FX業者ってどこ?禁止の理由も

FX スキャルピング禁止

FXには多くのトレード手法がありますが、その中でも人気なのがスキャルピングです。
しかし、FX業者によってはスキャルピングを禁止または推奨していないケースがあります。

 

今回はスキャルピングを禁止しているFX業者や、禁止している理由について解説していきます。

 

スキャルピングとは?

スキャルピングとは「数秒~数分単位という超短期間で売買を繰り返すトレード手法」のことです。取引期間によって、様々な手法がありますが、その中で最もトレード期間が短いものがスキャルピングです。

 

下記にそれぞれの取引手法についてまとめてみました。

 

記載した値は大体の目安ですが、スキャルピングを他の手法と比べた場合、いかに短期間で売買を行う手法なのかが分かってもらえるかと思います

 

スキャルピングのメリットとは?

スキャルピングを行うメリットは、1日のうちに何度もトレードを繰り返すことができる点です。
小さい利益ながらも何度も積み重ねていくことができます。
また、相場の急変時にポジションを保有していない可能性が高い点もメリットです。長期保有の場合、リーマンショックやコロナショックのような急変が起こった時にポジションを保有している可能性は高くなります。

 

特に国内FX業者では追証が発生することがあるため、リスクを減らすことができる点はスキャルピングのメリットと言えるでしょう。

 

スキャルピングのデメリットとは?

スキャルピングのデメリットはスプレッドの金銭的負担が増えてしまうということです。本格的にスキャルピングを行うトレーダーは、1日に100回以上の取引を繰り返す場合も往々にしてあります。
往復取引のスプレッド負担がたった0.2pipsであったとしても、それが積み重なれば非常に大きなものになります。

 

その他デメリットには、集中力が必要であること、技術力が要るといったことがあります。

 

スキャルピングを禁止している理由とは?

最初に紹介したように、FX業者によってはスキャルピングを禁止しているところがあります。
ではなぜ禁止する場合があるのでしょうか。

 

サーバー負荷が大きい

スキャルピングを禁止する理由の1つとして、サーバーへの負荷が大きいということがあります。
最近は高性能なサーバーが用意されているFX業者が多いとはいえ、たくさんの人が1日に何度も繰り返し注文を行うと、さすがにサーバー側で耐えきれないケースが出てきます。

 

仮に何とか作動したとしても、スリッページが発生したり約定力が下がったりと、スキャルピングを行っていない他のトレーダーへの影響も考えられます。

 

カバー取引に支障をきたし、FX業者に損失が発生することがある

国内のFX業者は「DD方式」と言って基本的にトレーダーとFX業者が1対1でやり取りを行います。
しかし売りと買いに不釣り合いが生じてしまえば、インターバンク市場を通して釣り合いを取ろうとします。
これを「カバー取引」と言いますが、トレーダーがスキャルピングによって大量に売買注文を行うとカバー取引が間に合わなくなって、FX業者側が損失をかぶってしまうリスクが生じてしまいます。

 

スキャルピングに対する国内FX業者の取り扱い

スキャルピングに対して国内の各FX業者はどのような扱いを行っているのでしょう。
まずは国内FX業者から見ていきましょう。

 

国内FX業者は前述のように、スキャルピングにはあまり向いていないDD方式が基本となります。

 

スキャルピングを禁止している国内FX業者

DMM FX

スキャルピングを禁止している国内FX業者として最も有名なのがDMM FXです。DMM FXは口座開設数が多く、国内屈指の人気を誇るFX業者と言われています。

 

スプレッドも最高水準の狭さを実現しており、スキャルピングを行いたくなるところですが、実は約款の禁止事項に「短時間での注文を繰り返し行う行為」と記載されています。

 

SBI FXトレード

SBI FXトレードは低スプレッドのFX業者としてよく知られていますが、こちらもスキャルピング禁止とされています。

 

契約締結前交付書に「短時間に、頻繁に行われる注文及び取引であって、他のお客様又は当社のシステムもしくはカバー取引等に著しい悪影響を及ぼすと認められる注文」と記載されているので注意が必要です。

 

もしスキャルピングを行った場合、最悪口座を凍結される事態になってしまいます。

 

スキャルピングOKな国内FX業者

スキャルピングを禁止していないFX業者であれば、基本的にはスキャルピングを行うことはできます。
しかし、一般的にスキャルピングは歓迎されないため、あまりにも多くのトレードを繰り返すと警告される場合もあります。できればスキャルピングOKとはっきり公言しているFX業者でトレードを行いましょう。

 

スキャルピングOKと明言している国内FX業者は以下の通りです。

 

  • FXプライムby GMO(選べる通貨)
  • JFX(MATRIX TRADER)
  • ヒロセ通商(LION FX)

 

これらのFX業者なら遠慮することなくスキャルピングを行うことができます。

 

スキャルピングに対する海外FX業者の取り扱いについて

国内FX業者と違い、多くの海外FXではトレーダーがインターバンク市場で直接取引を行います。
このようにFX業者が仲介役を果たす取引方法をNDD方式といいます。

 

NDD方式の場合、DD方式で発生する心配はないので、スキャルピングによってFX業者が被るリスクや負担はないのでは?と思うかもしれません。

 

確かにDD方式に比べるとサーバーにかかる負荷は小さいものの、約定スピードに影響を与えることがあります。

 

スキャルピングを禁止している海外FX業者

LAND-FX

海外FX業者のLAND-FXは経済指標発表時のスキャルピングを禁止としています。
一方指標発表時以外の場合であれば、基本的にスキャルピングは禁止されません。

 

しかし自動売買(EA)等のシステムトレードによるスキャルピングについて、サーバーに負荷がかかるため、取引停止処置となる場合があります。

 

Dynamic Trade

海外FX業者のDynamic Tradeにおいてもスキャルピングは禁止されています。禁止対象になるトレードは明確に定められており、エントリーから決済まで120秒以内のトレード(損切りは除く)が禁止とされています。

 

スキャルピングOKな海外FX業者

海外FXではスキャルピングOKな業者が数多くありますが、そのような会社は以下の通りです。

 

  • XM Trading
  • Axiory
  • Titan FX
  • FBS
  • Traders trust
  • MiltonMarket

 

海外FX業者は数え切れないほど存在しているので、これらは一例ですが、禁止事項にスキャルピングNGと入っていなければ、裁量トレードによるスキャルピングであれば問題なく行えるでしょう。

 

まとめと注意点

今回はスキャルピングが禁止されている業者や、その理由について見てきました。
FX業者によるスキャルピングの扱いは時間の経過とともに変化する場合があります。これからスキャルピングを行おうとする場合、必ず最新の利用規約を読むようにしておきましょう。


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