FX業者というのは基本的に複数の口座タイプを用意しているものですが、TITANFXにはスタンダードSTP口座とブレードECN口座というふたつの口座タイプがあります。
今回はTITANFXの中でもスプレッド特化型の口座タイプとして知られているブレードECN口座に関して、その基本情報やメリット・デメリットについてお話していきたいと思います。

TITANFXにおけるブレードECN口座の基本情報について

まずは、TITANFXにおけるブレードECN口座の基本情報から見ていきましょう。
ブレードECN口座はいわゆるスプレッド特化型の口座タイプになります。

取引手数料 1.00ロット(100,000通貨単位)
あたり $3.50手数料
注文執行方式 ECN方式
初回最低入金額 20,000円 / 250USD / 250EUR
口座通貨 JPY, USD, EUR, AUD, SGD
最小取引単位 0.01 lot (1,000通貨単位)
最大レバレッジ 500倍
設定可能なレバレッジ 25倍, 50倍, 100倍, 200倍, 300倍, 400倍, 500倍
平均スプレッド 0.2 pips/0.2銭から
取引プラットフォーム MT4 (メタトレーダー4)
MT5 (メタトレーダー5)
取引商品 FX、仮想通貨CFD、エネルギー、貴金属、株価指数CFD、米国株式
1回の注文ごとの最大取引単位数 1,000万通貨 (100ロット)
1回の最大ポジション数 2,000万通貨 (200ロット)
表示通貨単位 3桁表示、5桁表示
VPSサービス あり

TITANFXのブレードECN口座の基本情報を見ていて気になってくるのは、やはり取引手数料と平均スプレッドでしょう。
実際にこの2点はブレードECN口座のメリットとデメリットにも関係してきます。

TITANFXにおけるブレードECN口座のメリットとは?

スプレッド特化型の口座タイプであるTITANFXのブレードECN口座なのですが、そのメリットについては主に4つ挙げられます。
具体的には以下の4点になります。

メリット1 スプレッドが狭い
メリット2 ECN方式で透明性が高い
メリット3 約定力が高い
メリット4 追証なし

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

スプレッドが狭い

TITANFXのブレードECN口座における最大のメリットがこのスプレッドの狭さです。
スプレッド特化型の口座タイプということを考えれば当たり前のことではあるのですが、それでも業界でも最狭水準です。
もともと海外FXでは国内FXのスプレッドの狭さには敵わないと言われてきましたが、TITANFXのブレードECN口座であれば国内FXと十分に張り合うことができます。
スプレッドというのはFXトレーダーにとってはひとつのコストになりますので、そのコストを抑えられるのは大きな魅力です。
スプレッドで利益が食われてしまうといった事態も避けることができます。

ECN方式で透明性が高い

TITANFXはNDD方式が採用されていますので、ディーラーの裁量が介在しない透明性の高い取引が期待できます。
そのNDD方式の中にはSTP方式とECN方式というものがあって、ECN方式のほうがより透明性が高いと言われています。
ECNというのは「Electronic Communications Network」の頭文字をとったもので、銀行やリクイディティプロバイダーなどが参加する取引ネットワークに直接注文が流れるようになっています。
世界中の売買が自動的にマッチングされる仕組みとなっており、業者の利益となるスプレッドが上乗せされず、生のレートが提供されることになります。
もちろん、インターバンクでのスプレッドは発生しますので完全にスプレッドが消えるわけではないのですが、この透明性の高さもTITANFXのブレードECN口座のメリットのひとつとなっています。

約定力が高い

TITANFXは約定力を高めるために、複数のサーバーをニューヨークに置いてシステムへの負担を少なくしています。
また、ニューヨーク、東京、シンガポールといった3つの場所にサーバーを設置しているので、基本的には日本以外の国でFXトレードをする際にも変わらず快適な環境の中で取引ができるようになっています。
その約定力の高さからスキャルピングやデイトレードのためにTITANFXを利用している方も少なくありません。
約定力の高さに関してはTITANFXのもうひとつの口座タイプであるスタンダートSTP口座でも同じように体感できます。

追証なし

これはTITANFXのブレードECN口座だけのメリットというわけではなく、TITANFXを含めた海外FX全体のメリットでもあります。
国内FXではFXトレーダーが借金を背負ってしまう話をよく見聞きしますが、そのほとんどが追証によるものです。
TITANFXを含めて海外FXは追証なしのゼロカットシステムを採用していますので、国内FXのように追証で借金を背負ってしまうことはまずありません。
大きな損失が出てしまったとしても、基本的には口座残高以上のダメージを受けることはありません。
損失を抑えられますし、それによってメンタル面でも余裕が出てきます。

TITANFXにおけるブレードECN口座のデメリットとは?

次は、TITANFXのブレードECN口座におけるデメリットについてです。
TITANFXのブレードECN口座におけるデメリットは、以下の2点が挙げられます。

デメリット1 取引手数料がかかる
デメリット2 トータルコストがわかりにくい

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

取引手数料がかかる

TITANFXのブレードECN口座では、取引手数料がかかります。
1.00ロット(100,000通貨単位)あたり $3.50の手数料がかかるわけなのですが、TITANFXのもうひとつの口座タイプであるスタンダートSTP口座では取引手数料は無料となっています。
ただし、ブレードECN口座に関してはその分、スプレッドが極狭となっています。
取引手数料がかかってもトータルでコストを抑えられるという理由でブレードECN口座を選ぶ方もいますので、致命的なデメリットではありません。

トータルコストがわかりにくい

TITANFXのブレードECN口座ではトータルコストがわかりにくいという部分もあります。
先では取引手数料について触れましたが、この取引手数料があるからこそトータルコストの計算がわかりにくくなってしまうのは確かです。

TITANFXのブレードECN口座は結局のところ、どうなのか?

TITANFXのブレードECN口座の基本情報やメリット・デメリットについて見てきましたが、結局のところ、ブレードECN口座はどうなのでしょうか?
基本的にTITANFXで口座を開設する方の多くがブレードECN口座を選択しています。
デメリットはあるものの、それを大きく上回るメリットもありますのでTITANFXで口座を開設するのであればブレードECN口座にしておいて損はないでしょう。
スタンダートSTP口座を開設した後にブレードECN口座へ変更する方もいるくらいです。