一般的に海外FXでの口座開設というと、個人取引口座を想定している方がほとんどでしょう。
ただ、海外FXの中には法人取引口座を用意しているところも少なくありません。
個人トレーダーの方にとっては縁遠く感じられるかもしれませんが、法人取引口座を開設することで得られるメリットもあります。
ここでは、TITANFXの法人取引口座について詳しく解説していきたいと思います。

TITANFXは法人取引口座の開設が可能なFX業者

まず、TITANFXは法人取引口座の開設が可能なFX業者になります。
法人取引口座を開設することによって、節税効果が期待できます。
個人の方がTITANFXで利益を得た場合、税制上、雑所得の総合課税という分類になり、利益が大きくなるほど所得税も増えていく累進課税方式が採用されることになるのです。
稼げば稼ぐほど損をしてしまうと言っても過言ではありません。
一方で、法人取引口座で事業所得として計上することによって大きな節税効果が期待できます。
税金に関しては個人よりも法人のほうが優遇されるというのは、一般的にもよく知られていることです。

TITANFXでの法人取引口座の開設手順

では、TITANFXでの法人取引口座の開設手順について見ていきましょう。

ステップ1 TITANFXの公式サイトのトップページから「リアル口座開設」をクリック
ステップ2 法人口座開設フォームに情報を入力
申し込み口座の選択:法人取引口座
メールアドレスの入力:法人のメールアドレス
パスワード:アルファベットの大文字・小文字・数字をすべて利用した7文字以上の文字列
チェックボックス:TITANFXからのメールを受け取っていいならチェックを入れる
最後に「さあ、はじめましょう」をクリック
ステップ3 お客様情報の入力
法人名:半角アルファベット
どちらで当社をお聞きになりましたか?:TITANFXを知るきっかけになったサイトなどを任意で
国:選択
電話番号:入力
住所:英語入力
市町村区:英語入力
都道府県:英語入力
郵便番号:ハイフンなしの郵便番号
最後に「取引口座を開設する」をクリック
ステップ4 登録したメールアドレス宛に届くTITANFXからのメールにアクセス
ステップ5 登録したメールアドレスとパスワードでTITANFXのクライアントキャビネットへログイン
ステップ6 トレードを開始するためにアンチマネーロンダリング規約に沿って「会社法人番号」と「会社成立の年月日」を詳細情報欄へ記入
セキュリティ情報欄で「秘密の質問」と「秘密の答えの回答」を登録し、確認書類の提出
ステップ7 TITANFXでの法人取引口座の開設完了

少し面倒な部分もあるかもしれませんが、これでTITANFXでの法人取引口座の開設が完了となります。

TITANFXの法人取引口座開設にあたって必要な書類

TITANFXで法人取引口座を開設するためには、本人確認書類として法人確認書類が必要になってきます。
法人取引口座を開設した後で書類を準備してもいいのですが、すぐにでも法人取引口座でFXトレードを始めたいのであれば先に必要な書類を用意しておいたほうがいいでしょう。
ちなみに、TITANFXの法人取引口座開設にあたっては国内法人と海外法人で、必要になってくる書類が違ってきます。

国内拠点の法人取引口座を開設するのに必要な書類
登記簿謄本
役員・取締役全員の登記書類
※定款に記載がない場合のみ
株主全員の登記書類
※定款に記載がない場合のみ
代表者の身分証明書類(パスポートや運転免許証、マイナンバーカードなど有効期限内のカラー写真付き書類)
代表者の住所証明書類(住民票や公共料金の請求書、銀行クレジットカードの利用明細書などの発行から3ヶ月以内の書類)
海外拠点の法人取引口座を開設するのに必要な書類
Certificate of Incorporation(法人設立認可証・基本定款)
Company Statement(役員・取締役全員の登記書類)
※定款に記載がない場合のみ
株主全員の登記書類
※定款に記載がない場合のみ
代表者の身分証明書類(パスポートや運転免許証、マイナンバーカードなど有効期限内のカラー写真付き書類)
代表者の住所証明書類(住民票や公共料金の請求書、銀行クレジットカードの利用明細書などの発行から3ヶ月以内の書類)

TITANFXで法人取引口座を開設にあたっては、本人確認書類の提出をおこなわなかったとしてもクライアントキャビネットへのログインまではできるようになります。
ただ、トレードや入金などをおこなうのであれば、本人確認書類を提出した上でTITANFXからの承認が必要になってきます。

TITANFXで法人取引口座を開設するにあたっての注意点

TITANFXで法人取引口座を開設するにあたっては、いくつかの注意点があります。
個人取引口座と事情が異なる部分もありますので、それぞれの注意点をしっかりと押さえておくようにしましょう。

法人取引口座を開設だけではトレードができない

先でもお話しましたように、TITANFXで法人取引口座を開設するだけであれば本人確認は必要ありません。
というよりも、本人確認は後回しにすることができるのです。
ただ、法人取引口座を開設しただけの状態では肝心のトレードができません。
基本的にトレードをするために口座を開設するのですから、書類の提出など必要なことは早め早めに済ませておきましょう。
特に、法人取引口座開設にあたって必要になる本人確認書類の中には用意するのに時間がかかるものもあります。
準備をしておいて損はないでしょう。

個人名義の入金方法は法人取引口座では利用できない

TITANFXで法人取引口座を開設した後で、入金ができないというケースは少なくありません。
そういった場合、ほとんどが個人名義の入金方法を法人取引口座で利用しているものです。
実際に、振込名義人が法人名でなかったがために入金ができなかったという方もいます。
ちなみに、海外FXの入金方法としてbitwallet(ビットウォレット)というのはもはや定番になっているのですが、bitwallet(ビットウォレット)を利用している方も法人名義に切り替える必要があります。
もしbitwallet(ビットウォレット)で個人名義のクレジットカードを紐づけしているのであれば、法人名義のクレジットカードに変更しておきましょう。

個人口座から法人取引口座に切り替えられない

海外FXの中には口座の切り替えが比較的簡単にできるところもあります。
ただ、TITANFXでは個人口座から法人取引口座に切り替えるといったことはできません。
個人口座を持っていて、法人取引口座がほしいと思ったらTITANFXで新しく法人取引口座を開設するしかないのです。
手続きをしている人間が同じだからといって、口座の名義変更ができるわけではありません。
人によってはこの点はやや面倒に感じられるかもしれませんが、両方の個人口座と法人取引口座の両方を持てるというのはなかなか魅力的です。