FXトレーダーが避けるべきものというのはいろいろとありますが、その中でも特に避けるべきなのがスリッページです。
スリッページに関してはFXトレーダーの問題ではないので、とにかくスリッページが発生しにくいFX業者を選んでいくしかありません。
では、海外FXの中でも優良なFX業者として知られているTITANFXはどうなのでしょうか?
ここでは改めてスリッページとは何なのかというところから、TITANFXでスリッページが発生するのかについて触れていきたいと思います。

そもそもスリッページとは?

まずは、スリッページとは何なのかというところからお話していきましょう。
スリッページというのは、取引にあたって注文したい値と実際に約定する値にのズレが出てしまうことを指します。
「スリップ」という言葉からイメージされるように、注文が滑ってしまうわけです。
このスリッページは、注文と約定のタイムラグによって発生するもので、FX業者の約定力に大きく左右されます。
簡単に言ってしまうと、約定力の低いFX業者であれば頻繁にスリッページが発生しますし、逆に約定力の高いFX業者であればスリッページは発生しにくくなります。
注文執行率が高く、約定スピードが速いFX業者であればあるほどスリッページは発生しにくくなり、その分、FXトレーダーは希望通りの取引ができるようになるのです。

スリッページで損をすることもあれば得をすることもある

一般的にスリッページというと損をするイメージが強いかもしれません。
しかしながら、スリッページというのは基本的にどちらに動くかわからないので、損をしてしまうこともあれば逆に思わぬ利益で得をすることもあるのです。
ただ、損をするにしても得をするにしても、FXトレーダーが考えていた通りの注文ができなかったということには変わりありません。
また、スリッページは取引量が多いFXトレーダーほど影響を大きく受けます。
スリッページで思わぬ大きな利益を得られる可能性があるのと同じくらいに、スリッページで想定外の大きな損失を出してしまう可能性もあるのです。

なぜスリッページが発生するのか?

では、なぜスリッページが発生してしまうのでしょうか?
先でも触れましたが、スリッページというのは注文から約定までのタイムラグによって発生します。
このタイムラグは以下の4つによって大きな影響を受けます。

FX業者のサーバースペック
通信速度
提携しているLP(Liquidity Provider:リクイディティプロバイダー)
FX業者の意図的な操作

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

FX業者のサーバースペック

FX業者のサーバースペックというのは、それぞれで違います。
TITANFXを含めてFX業者は常に世界各国のトレーダーから大量の注文を受けていますし、その大量の注文をしっかりとさばいていかなければいけません。
そのためには、サーバースペックが十分である必要があります。
サーバースペックが高ければ大量の注文をいつでもしっかりとさばくことができますが、逆にサーバースペックが低いと取引の活発な時間帯など注文の集中するタイミングでサーバーの処理が間に合わなくなり、注文と約定までにタイムラグが発生しやすくなってしまうのです。

通信速度

FX業者のサーバースペックが十分だったとしても、通信速度に問題があるとそれはそれでタイムラグにつながり、スリッページが発生しやすくなります。
通信速度が遅いと、注文が届くまでに時間がかかってしまいます。
通信速度が遅い状態では、タイムラグが発生しないわけがないのです。
通信速度というのはFXトレーダー側の使っている回線、FX業者が使っている回線、さらにはサーバーがどこに設置されているのかにもよります。
特に、サーバーに関してはインターバンク市場の金融機関が設置しているサーバーとFX業者が設置しているサーバー、そしてFXトレーダー側のサーバーがあり、それぞれが近ければ近いほど通信速度は速くなります。
思っている以上に、物理的な影響も受けるのです。

提携しているLP(Liquidity Provider:リクイディティプロバイダー)

LP(Liquidity Provider:リクイディティプロバイダー)というのは、FX業者に対して為替レートの元となる価格を提示する金融機関などのことを指します。
提携しているLP(Liquidity Provider:リクイディティプロバイダー)の数が多いFX業者であればその分、提供される為替レートも多くなります。
流動性も高まりますし、流動性が高まると注文マッチングの可能性も高まっていきます。
これらによっても高い約定力が実現されるのです。

FX業者の意図的な操作

FX業者が意図的な操作をすることで、タイムラグが発生するということもあります。
ただ、これはDD(Dealing Desk)方式のFX業者に限ります。
TITANFXをはじめとした海外FXはDD(Dealing Desk)方式よりも透明性の高いNDD(No Dealing Desk)方式を採用しています。
TITANFXのようなNDD(No Dealing Desk)方式のFX業者であれば、意図的な操作によるスリッページはないと考えてOKです。

TITANFXはスリッページが発生しにくいFX業者

TITANFXではスリッページは発生しないと断言したいところではあるのですが、やはりFXの世界で絶対ということはありません。
ただ、それでもTITANFXはスリッページが発生しにくいFX業者と言っていいでしょうし、そういった認識の方がほとんどかと思います。
その理由は、注文執行率と約定スピードにあります。
TITANFXの注文執行率と約定スピードは以下の通りです。

注文執行率 99.98%
約定スピード 0.391秒

特に注目すべきは、やはり注文執行率でしょう。
他の海外FXと比べても圧倒的な高さです。
先ではLP(Liquidity Provider:リクイディティプロバイダー)の話が出ましたが、TITANFXは数多くのLP(Liquidity Provider:リクイディティプロバイダー)と提携しているので、価格提示をたくさん受けることができるため、高い約定率を実現しているのです。

スリッページはひとつのリスクだからこそ回避すべき

スリッページでは予想外の損をすることもあれば、思わぬ得をすることもあります。
ただ、得をする可能性があったとしてもスリッページの「どうなるかわからない」という部分は大きなリスクになってきます。
FXトレードではとにかくリスクは回避すべきですし、抑え込めるリスクならしっかりと押さえこんでおくべきです。
こういったリスクへの考え方がFXトレードの結果を大きく左右するのです。
スリッページが発生しにくい取引環境を自分自身でできる限り整えるのはもちろんですが、TITANFXのようにそもそもスリッページが発生しにくいFX業者を選択して利用していくことも大切です。